【ポケモン剣盾】ポケモン対戦を始めよう!! その1 ステータスと3値とは?

はじめに。

 

皆さん、ポケモンは好きですか?
小さい頃からプレイしたり、アニメを見たりして思い出深い作品である人も多いと思います。

私もその口で、小さい頃はアニメのVHSを何度も繰り返し見たり、映画館に連れて行ってもらったり、ポケモンを何度もはじめからプレイしたり・・・
そんな幼少時代を過ごし育っていったので、ポケモンはとても思い入れの深い作品となっています。

しかし、対戦についてはほとんどガチらず、友達とあそぶにしてもいわゆる旅パをそのままつかって対戦していました。殿堂入りまでプレイして、ストーリーを遊んだらとりあえず満足・・・

でもネットを見るとポケモン対戦は非常に盛り上がっています。世界大会が開かれるほど人気なポケモン対戦はポケモン好きとしては気になるところ。
ですが界隈から聞こえてくる話題は「種族値」や「固体値」、「6V」「努力値をどう振る
のか・・・」といった「よく分からない単語」が飛び交っていて入りにくい・・・
そういう人、結構いるのではないでしょうか?私もそれで剣盾までは敬遠していました。

 

しかし、剣盾からポケモン対戦をまじめに遊ぶようになると、ポケモン対戦の奥深さをしりよりポケモンのことを好きになりました。

 

なので「興味があるけれど、複雑そう、面倒そう・・・」と思っていた過去の自分と同じような人に向けて、「特有の単語を分かりやすく」「どうすればポケモン対戦を始められるのか」といった視点で今回の記事を書いていきます。

 

記事は3つに分けて「1.ステータスと3値について」「2.ポケモンの厳選について」「3.ポケモンの育成について」となります。

まず、今回の記事ではポケモン対戦の基礎となるステータスについて解説していきます。

とはいえ私も今作から始めた人間ですので、至らないところ等あるとは思いますが、優しい目で見てください。

 

ステータスについて 

 

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・ H P (H)ポケモンの体力を示す値。値が0になるとそのポケモンは戦闘不能となります。
・こうげき(A) ポケモンの「物理技」で与えるダメージに影響します。
・ぼうぎょ(B) ポケモンの「物理技」で受けるダメージに影響します
・とくしゅ(C) ポケモンの「特殊技」で与えるダメージに影響します。
・とくぼう(D) ポケモンの「特殊技」で受けるダメージに影響します
・すばやさ(S) 戦闘における行動順に影響します。

 

の6つのステータスがあります。()内はそれぞれの略称です。
「物理技」と「特殊技」の違いはRPGにおける「通常攻撃」と「魔法攻撃」の関係性と思ってもらえれば大丈夫。


ダメージの基本的な計算式は以下の通り
ダメージ=(((レベル×2÷5+2)×技の威力×こうげき又はとくしゅの値÷ぼうぎょ又はとくぼうの値)÷50+2)×ダメージ補正(もちものや特性の効果など)

 

・・・複雑ですね。このダメージ補正には色々な追加効果の補正が入るのですが、乱数補正という補正も入り、85~100/100が入ります。(計算式含め、調べて記載していますが違っていたらすみません><)


ただし、この計算式は覚える必要はありません。こんな感じだったっけ?くらいで十分です。

 

つまりは、攻撃する側の「技の威力」と「こうげきの値又はとくしゅの値」。攻撃を受ける側の「ぼうぎょ又はとくぼうの値」がダメージに影響してくるということを覚えればOKです。

「すばやさ」はポケモンの行動順を上下します。1でもこの数値が多い方が必ず先に行動できます。この相手よりも先に行動することは対戦において非常に重要な要素。


もし互いに2回攻撃すれば倒せるという関係性の場合、先に2回攻撃が出来る方、素早さが高い方が勝てますよね。
更には、非常に火力が高くて、多数のポケモンに対して一撃で敵を倒すポケモンが常に先に行動したとしたら・・・相手は何も出来ずに倒されてしまいます。
ワンパンで倒せる火力があっても、相手より遅く先に殴られて倒れてしまっては意味がありません。


ただし、どのポケモンも早ければ良いというわけではなく、相手より遅く行動することに意味があるポケモンや、「トリックルーム」という早さの上下関係をひっくり返す特殊な技があったりとします。この辺はまた追々。


と、ここまでがポケモンのステータスのお話です。

では、このステータスはどうやって決まるのか?というのがこれから話す3値の話となります。

 

種族値


これはポケモンの種族によって決まっている基本的なステータスになります。
簡単に例えるなら 人と像 のように種族の違い。人はどんなに頑張っても像の力には敵いません。しかし像は人のように道具を造ったり使ったりといったことは出来ないです。


このように種族によって備わった得意不得意というのが種族値に現れてきます。
例えば、ガラル御三家最終進化の一つ「エースバーン」という種族は


H   P(H):80 
こうげき(A):116 
ぼうぎょ(B):75
とくこう(C):65
とくぼう(D):75
すばやさ(S):119   合計530


となっています。数値が高いほどそのステータスが優れているということなので、エースバーンはこうげきとすばやさが高いのが分かりますね。
逆にこうげきに対してとくこうが低いので特殊攻撃は向いていないということ、HP、ぼうぎょ、とくぼうはそれほど高くないので、耐久性はそこまでかな?というのが伺えますね。


次にガラルの初期鳥である最終進化形のアーマーガア


H   P(H):98 
こうげき(A):87 
ぼうぎょ(B):105
とくこう(C):53
とくぼう(D):85
すばやさ(S):67   合計495

 

・・・どうでしょう?
エースバーンに比べると「すばやさ」や「こうげき」が少ない反面、「HP」や「ぼうぎょ」「とくぼう」高いので、エースバーンと比べると耐久面が得意なのかな?というのが分かります。


このように得意不得意はそのポケモン毎の種族値によって決まっています。
持たせるアイテムや後述する努力値によってある程度補ったりすることは出来ますが、ポケモンの素の能力は変わることがありません。

 

また、この種族値の合計が600になるポケモンを600族と言われています。
剣盾で言えばドラパルト、バンギラスサザンドラヌメルゴンジャラランガが当てはまりますね。


この合計種族値が高ければ強いんでしょ?という見方も全く間違ってはいないのですが、必要なステータスにどれだけ種族値が充てられているかが重要になるので、あまりに均等だと器用貧乏になりがち…どこかに偏り過ぎると他の欠点が大きすぎて使いにくい…というような感じになります。

 

ちなみにこの種族値はゲーム内には表記がないため、みんな大好き「ポケモン徹底攻略」さん を見に行きましょう。このサイトにはずっとお世話になるのでブックマーク推奨です。

 

固体値


さっき述べた種族値は種族毎の差ですが、固体値というのは同じ種族でも固体によって差があると言うこと。


「HP」や「こうげき」などのステータスにはそれぞれ「0から31」までの値が設定されます。この値が高ければ高いほどステータスの実数値も高くなります。


ちなみにこの値が最高の31の場合をVといいます。たまに耳にする6Vとかは全ての固体値が最高のポケモンということですね。
(Vと言うのは32進数において31がVだからとのこと。)

 

ポケモン剣盾ではストーリークリア後のバトルタワーでダンテを倒すと、ボックス画面でジャッジ機能というものを見ることが出来ます。
それぞれのステータスの固体値が


0「ダメかも」
1-15「まあまあ」
16-25「かなりいい」
26-29「すごくいい」
30「すばらしい」
31「さいこう」


といった評価がされます。

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次回の記事で述べる厳選はこの固体値を理想の形になるために行う作業になります。
対戦で使うポケモンは基本必要なステータスは「さいこう」にして、物理アタッカーなら「とくこう」、特殊アタッカーなら「こうげき」の値は何でもOKという場合が多いです。


ただし、特殊アタッカーの場合は「こうげき」はダメかもにするべきとか、後から行動したいポケモンは「すばやさ」を「ダメかも」にするべき…とかもあります。この辺は追々学びましょう。

 

ちなみに現在のポケモンでは、レベル100のポケモンであればクリア後のバトルタワーで「ぎんのおうかん」と「きんのおうかん」を消費してこの個体値を最高まで上げることが出来ます。
厳選が面倒で経験値飴がたくさんあるよ!という場合や、一緒に旅をしたこのポケモンで対戦したい!という場合、厳選が難しい伝説のポケモンなどはこの方法で個体値を上げましょう。


努力値


最後の説明は努力値。これがポケモン対戦の中でも一番重要で、一番面倒な数字になります。


この数値はポケモンが積んできた努力、経験によって上がる能力値のこと。
どのポケモンも野生で捕まえた時点や卵から生まれた時点では0の状態。


ポケモンを倒した時、ポケジョブのある仕事を終えたとき、タウリン等のいわゆるドーピングアイテムを使用することで努力値を得ることが出来ます

 

この値が最初のみ「4」、それ以降は「8」増える毎にステータスの実数値が1上がります(8n+4)。一つのステータスにつき252まで割り振れて、全部のステータス合計で510まで割り振ることが出来ます。

 

今作ではドーピングアイテムだけで最大の252まで振ることが出来ます。細かく振りたい場合はほしい努力値を得られる野生のポケモンを倒したり、ポケジョブに行かせたり…

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この青色の部分が努力値。この場合はこうげきとすばやさに極振りしているのがわかりますね。


とややこしい話でしたが、最初は6つのステータスから伸ばしたいステータス2つに252振って、余り4をどこかに振る。
もしくは参考したい育成にある努力値振りを丸パクリ。でOK。

 

対戦をこなして慣れてきたら、あのポケモンよりすばやさを早くして、後は火力と耐久に…と細かい調整に手を出せばOKです。最初からこの調整に手を出すとかえって失敗します。

 

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とここまでステータスと3値について説明してきましたがいかがだったでしょうか。

この3値を元にステータスが決定します。


なるべく簡単に…と思いつつもやはりややこしいですね。


最初は、ここに書いてあることを全部覚えようとするのではなくて、それぞれの値についてなんとなく理解して、分からなくなったら調べる。というのが大事。
とりあえずは


ポケモンには「HP」「こうげき」「ぼうぎょ」「とくこう」「とくぼう」「すばやさ」の6つのステータスが存在する。


種族値ポケモンの種族によって存在し、種族毎の個性を表す数字


個体値ポケモンの個体毎に存在し、全部最高(6V)が基本最強(例外あり)


努力値ポケモンの育成に関係する数値。ドーピングアイテム等で好きなステータスに割り振ろう。

 

というのをとりあえず覚えましょう。

ステータスと3値について覚えれば次は厳選です。

もし聞きたいことなどがあればコメントやツイッターにて聞いてみてください。

 

ではよいポケモンライフを。