レッド・デッド・リデンプションII 感想・レビュー

 先日、レッド・デッド・リデンプションII(RDR2)のストーリーをエピローグ含めクリアしました。

 

 まず一言、最高でした…

 ここまでのクオリティーの高いゲームは二度と遊べないんじゃないかと思えるほど。

 

 感想を書こうと思いつつ書かずに終わったゲームは何個かあったのですが、このゲームの感想まで逃したらこのブログの意味が無いなと思ったので忘れずに書いていきます。

 

 

・常識破りの密度の世界

 このゲーム、何がすごいかというと世界の作り込みがえげつない。

 

 冒頭の雪山で歩いた時の雪の表現に驚き、平原に出れば草葉や空の美しさに驚き、町に着けば通行人の一挙一動に…

 何処に行っても世界が作り込まれており、それに驚かされ続けていました。

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美しすぎる世界

 

 ゲームの中であるはずなのに、そこに一つの世界が完成していて、気づいたら主人公アーサー・モーガーンが生活しているその世界にのめり込んでしまう。

 

 町に入ってすれ違う通行人に挨拶をかわし、酒場に行って酒を飲み、ポーカーで盛り上がってる席に混ざって一緒に遊び気づいたら朝になり…

 

 ある時は移動中に「助けてくれ」と呼ばれたので近づくと、馬から落とされ「へへっ、じゃーなー」と馬を奪われ、怒り心頭で逃げられる前に頭を撃ち抜き…

 

ある時はキャンプの丘から2本の虹が見え、キャンプの仲間と一緒に感動する…

 

 長い間冒険をしていたら、髪や髭が伸びまくってボサボサのホームレスのようになっていたり…

 

 ストーリーミッション以外の一つ一つの行動に意味があり物語が生まれていくのです。

 

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・圧倒的な表現力

 上記の「世界」の話にも重なるのですが、このゲームを語るうえで表現力も無視できません。

  よく言われる常套句でなんですが「実写のような」圧倒的なグラフィック。

 ムービーのなかでキャラクターたちの細かな動作や表情。

 声優たちの圧巻の演技。

 場面場面を盛り上げるカットインやBGM。

 今までのゲームとはレベルが違うクオリティの表現力で、前述の世界へ没頭させてくれます。

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・魅力的なキャラクター達が織りなす西部劇

 今作の舞台は1899年のアメリカ西部。無法者たちの時代が終わりが見えつつも、文明の波に抗い生き抜こうとするギャング団の物語。

 主人公はそのギャング団で小さい頃から育ち、皆から信頼されているアーサー・モーガンという男。

 このアーサーが本当にかっこいいんだ…今回はストーリーに関するネタバレは書かない方針なので、あまり細かいことは書きませんがクリアしたら同じ感想が出てきます。

 そしてギャング団は魅力的なメンバーばかりがそろっています、

 プレイを始めたばかりは、だれがだれなのか分からねえ!となるのですが、ミッションを進め一緒に仕事をこなしていくことで他のギャングメンバーに信頼感が生まれてきます。

 チャールズが一緒なら安心できる…!

 マイカが一緒かぁ…絶対揉め事が起きるなぁ…などなど

 そのメンバー達と激動の物語が繰り広げられていき、気づけば次のミッションまで…と止め時を見失いいつまでもプレイしてしまいます。

 

 そして大事なことなので二回書くのですが、本当にアーサーという男が魅力的なのです。ストーリーを進めていくことでなぜ他のギャングメンバーに信頼されているのか実感することができます。

 ロックスターゲームスには本当に魅力的なキャラクターがたくさん登場してきましたが、もう本当にカッコいいんですよ…皆さんやってみてください。

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アーサー・モーガン、今作の主人公。



 

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魅力的なギャングメンバーとミッションを進めていく

 

 

 ・無法地帯とはこのことか、オンラインの自由さ。

 今まではオフラインのストーリーをメインに感想を述べてきたのですが、このゲームにはオンライン要素があります。

 オンライン専用のアバターを作成して、自由気ままに生活をすることができます。

 その「自由気まま」というのが本当に自由すぎる。

 上記のツイートは、オンラインβが開始した初日に私が遊んでいた時のクリップです。

 見ていただければわかるのですが、周りが何をしていようがお構いなしに誘拐や戦闘を始めることが可能です。このため、ほかのプレイヤーに出会えば殺し合いが始まるのも日常茶飯事。すれ違うだけで警戒しながら…となります。

 

 しかし、そのようなただただ荒れているわけでもありませんでした。

 町の間を移動していると急に野良の外人に話しかけられました。

 「あーゆーじゃぱにーず?」「トーキョー?オーさかー?」「ゆーイングリッシュべりーうぇる!」といろいろ話しかけられ、つたない英語で返していると「ジツハ、ニホンゴモシャベレンネン」と急なカミングアウト。「なんでやねん!」と全力で自然と突っ込んでました。

 どうやら彼はアメリカ人ではあるみたいだが、今は留学で日本におり、日本語も勉強中とのこと。

 彼は「イイカセギカタ、アルカラオシエテあげるねー」と沼地に連れられ、馬車に狩った動物をたくさんスタックすることで一回でまとめて売ることができることを教えてもらいました。

 

 現状、まだβ版であるためオンラインの要素が少ないのですが、私はこのゲームにはほかのゲームにはない可能性を感じました。

 

 合間を見つけてオンラインも進めていきたいと思います。

 

 

・まとめ

 このゲーム、買いかどうかと聞かれたら即答で「買い」です。

 20年さまざまなゲームをやってきましたが、5本指に入ります。

 買って後悔はさせませんので、ぜひ自分の手でプレイをしてこのゲームのパワーに圧倒されてください。

 

 …と、結構頑張って書いたけれど、正直これでも10%ぐらいしか紹介できてないなぁと思いました。

 あとでまた加筆修正などするかもしれないかもしれない…

 

最後にスクショを何枚か貼っておしまい。ご拝読ありがとうございました。

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