【ポケモン剣盾】ポケモン対戦を始めよう!! その2 厳選ってなんだ?
こんにちは、まてちゃです。
前回に続いてポケモンの対戦を始めるための準備について。
前回:http://matetya.hatenadiary.jp/entry/2020/06/29/211623
今回はポケモンの厳選とはなにか?どうすればいいのかについてお話しいたします。
【追記】
ポケモン厳選のなかで大事な特性について記載が漏れていましたので追記しておきました
<厳選ってなあに?
ポケモンの厳選というのは、前回の話に出てきた「個体値」およびポケモンの「性格」が理想のポケモンを孵化させていくことを言います。
対戦環境では、一つの数値の差で負けることもあるため、個体値がよければ勝てたのに…と言うことがないように理想の個体を求める必要があります。
そのために行うのが孵化厳選です。
ポケモンは、育て屋さんに預けることで卵を産みます。
この産まれたポケモンは預けていた親から、個体値などを一部遺伝していきます。
なので、親ポケモンの良い個体値を引き継いだ子ポケモンを、さらに親ポケモンとすることでより良い能力値を引き継いだポケモンを産ませることが出来ます。
これを繰り返していき、理想の個体値になるまで孵化を繰り返していくこと。
これを厳選と呼ばれています。
<「個体値」が優秀なポケモンはなんとなく分かるけれど、ポケモンの「性格」ってなに?
ポケモンにはそれぞれ性格が決まっています。
がんばりや、すなお、いじっぱり、ようき、おくびょう、ひかえめ、ずぶとい、、、などなど
実はこの性格によってポケモンの「能力値」に補正がかかるという仕組みがあります。
例えば「ようき」という性格の場合。
すばやさに1.1倍の上昇補正をかけるかわりに、とくこうに0.9倍の下降補正がかかります。
このようにメリットの代わりにデメリットもあるのですが、特殊攻撃を使わないポケモンの場合はこのデメリットは無効で、メリットのみを受けることが出来ます。
そのため、対戦を行う場合には特化させたい能力に性格補正を欠けるのは必須になります。
また、マゴの実などの体力が1/4になった時に1/2回復することができるきのみがありますが、これらには味があり、性格によって決まっている苦手な味の実を食べてしまうとこんらん状態になってしまいます。
そして、その性格を孵化厳選の際に一緒に厳選する必要があります。
細かい情報についてはポケ徹様などに詳しく書いてありますのでそちらをご覧ください。
…と、ここまで書きましたが、実は今作では性格補正を後から変更することが出来る「ミント」というアイテムをバトルタワーで購入することが出来ます。このアイテムを使用することで性格が違うポケモンでも、理想の能力値にすることは可能なので、ミント購入に必要な「BP(バトルポイント)」がたくさんあるならば、性格厳選までは無理しないでもかまいません。(BPはランクバトルの報酬でたくさんもらえます)
ただし、性格を一致させておくことで、同じポケモンの違う型を作りたいとなった場合に楽にはなるので、個体値厳選をしつつ性格が一致したら固定するというのがいいのかなと思います。
<厳選をするにはどうすればいいの?
ポケモンの厳選をするためには、2つのアイテムと1匹のあるポケモンを準備します。
・アイテム1 あかいいと
厳選に一番大事なアイテムはこの「あかいいと」というアイテムです。
ポケモンを孵化させていくとき、通常は両親の個体値のうち3つの個体値を引き継ぎます。
両親の12の個体値のうち3つの個体値を引き継ぎ、残り3つはランダムです。
それをあかいいとを持たせて孵化をさせることで5つの能力値を引き継がせることが出来ます。
両親の12の個体値のうち5つの個体値を引き継ぎ、残り1つがランダム。
これで能力値の遺伝の効率も上がります。
あかいいとはナックルシティにあるBPショップか、特性「ものひろい」のポケモンが稀に拾ってきます。
・アイテム2 かわらずのいし
もう一つの厳選アイテムはかわらずのいし。これを持っているポケモンを育て屋に預けることで、かわらずのいしを持っているポケモンと同じ性格のポケモンが必ず産まれるようになります。
また、リージョンフォームがあるポケモンの場合、例えばガラルヒヒダルマではなく通常ヒヒダルマを厳選したい時。ガラル地方では、そのまま通常ヒヒダルマを親にして卵を孵化してもガラルヒヒダルマとして産まれてきてしまいます。しかし、通常ヒヒダルマにかわらずのいしを持たせることで、通常種のまま厳選することが可能です。
性格とリージョンフォームを固定したいときに持たせるアイテムと覚えましょう。
・最重要?メタモン!
最後に、厳選に欠かせないのがメタモンです。
メタモンは育て屋に預けることで、どのポケモンの親にもなることが出来るという唯一無二の能力を持っています。
そのため、上記のあかいいとの効果をより高め、厳選がスムーズにさせるためにも高個体のメタモンが必要になります。最低でも4v。出来れば5,6vだとなお良いでしょう。
しかし、今作における厳選の準備の中で、一番面倒なのがこの高個体メタモンの準備です。
ただし、このメタモンを準備さえ出来れば今作の厳選は非常に楽なものになるので、最初の難関としてなんとか頑張りましょう。
もしくはポケモンをプレイしている知り合いなどがいる場合は分けてもらうのもアリでしょう。4v、5vぐらいであれば喜んで分けてくれるかもしれません。
(何なら私のTwitterなどに声をかけていただければお分けします。数に限りはありますが…)
ただし、4v、5vの場合は、vが抜けている部分を補完できるようなメタモンをもう一体捕まえておくといいでしょう。
<メタモンの高個体はどこで捕まえるの?
メタモンはワイルドエリアにある育て屋のすぐそばにあるポケモンの巣から出現します。
この穴のレア光は確定でメタモンが出るので、ここでひたすらメタモンが出るまでねがいの塊を投げ込みます。
#ポケモン剣盾 #NintendoSwitch pic.twitter.com/IKhCvRSyxr
— Matetya (@mamamatetya) 2020年6月30日
・特性の一致も大事
ポケモンにはそれぞれ特性という固有能力があります。
特性の中でも野生のポケモンが覚えている通常特性とは別に、レイドバトルなどでしか手に入らない特別な特性、通称「夢特性」と呼ばれる特性があります。
夢特性の親であれば卵からも夢特性のポケモンを生むことがありますが、通常特性の親の場合、夢特性のポケモンは生まれることはありません。
なので使いたい構築で夢特性が必要な場合は、親ポケモンも夢特性にして厳選しないといけません。
この夢特性は、通常特性からとくせいカプセルを使用しても変更できず、また、夢特性から通常特性にも変更はできません。
注意しましょう。
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こうして準備が整えば、あとはあかいいとやかわらずのいしを持たせたメタモンと厳選したいポケモンを育て屋に預けて、ひたすら孵化、ちょっと良い個体が出来たら交代させてまたひたすら孵化…を繰り返しましょう。
こうして理想のポケモンが産まれたら、晴れて次の段階「育成」に移ります。
いろいろ準備は大変ですが、一度準備が出来てしまえば今作の厳選は非常に簡単にできます!
大変なのは最初だけなので頑張りましょう。
・あかいいとは厳選必須アイテム!両親の個体値12個のうち5つを遺伝させる
・かわらずのいしは性格やリージョンフォームを固定できる
・あかいいとの個体値遺伝とメタモンの高個体を組み合わせて、理想のポケモンを目指そう!
ということで厳選についてはここまで。次回は「育成」をテーマに「努力値の振り方」「技構成」「タマゴ技」などについて話していこうと思います。